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こんにちは、
直し屋石井です。
今回はバイクのお話
トライアンフと言えば澤田さん
ハーレーと言えばアキヒロさん
ですが、
日本にいないので強奪!
実は私、ハーレー乗りです。
3年前に99年式FXDXを
ナイスモーターサイクルにて
改造して乗ってました。
ファーストイヤーのツインカムエンジンは
1450ccの化け物でしたが
その中にもエボリューションらしさが残る
いいバイクでした。
しかしわずか3ヶ月で事故。
通勤途中に救急車で運ばれました。
今 考えると恐ろしいんですが
ガチガチに固定された体で
別のバイクに乗り換えて通勤したのは
我ながらイカレてました。
で
乗り換えてたのが
66年式ファーストイヤーショベル。
購入の決め手は
99~66ってひっくり返した年号と
どちらもファーストイヤーってとこにやられました。
66年~69年に作られたショベルは
パンヘッドの腰下に新設計の腰上を付けた
アーリーショベルと呼ばれる特殊なエンジンで
一般的なショベルヘッドとは構造が全く別物です。
実はハーレーの歴史を語る上で
大変貴重なモデルです。
この時代、
業績悪化による身売りが行われるからです。
このアーリーショベルが
身売り前に出した
勝負のバイクだったんです。
結果的にはAMFと言う会社に買われて
大量生産に走り
クオリティを落とし価値を下げていきます。
ただし一概にその時代のハーレーが
悪いとは言えないのが面白いところで
ポップなカラーリング、新モデルもあり
クオリティは下がったんですが
面白いバイクもありました。
ハーレーって古着と一緒で
一般的に価値がある物以外にも
たくさんかっこいいのがあるんですよ。
話が長くなるんで
今回はアーリーショベルだけにします。
で、私のエンジン。
最近はボロボロのまま
レストアしないで乗る人が多いんですが
私は直し屋なんでキレイに。
ただキレイにするんじゃなくブラスト!
砂やガラスビーズ等に圧力をかけて吹き付ける事です。
塗装などをはがしたり
下地作りに用いる方法です。
オイルポンプ、
ミッションケース、
カムカバー、
ヘッドを
ブラストのまま。
金属なのに石みたいな質感です。
シリンダーと目玉は
ブラスト後にブラックに塗装。
実にかっこいいと自画自賛!
このアイデアは我ながらアッパレです。
80年代~90年代くらいの日本では
情報、パーツがなかなか手に入らなかった時代。
日本人が頭を使って
一生懸命作ったハーレーが好きで
そんな時代のカスタムを参考に
このバイクは作ってます。
ブラストエンジンもそうですが
最近のカスタムとは少し違うやり方を
たくさん取り入れたバイクです。
まだオイルライン、
タペット、キャブが付いてないんで
エンジン自体も未完成ですが
イメージどうりに仕上がりそうです。
なにせ制作期間3年の超大作ですから…
もともとのカスタムプランとは
全くの別物になりました。
我が愛しの先輩方、
普通にやったら1年で終わるよなぁって
言わないで下さいね。
詳しい人にしか分からない話ですが
我が愛馬を各パーツ事に解説して
最後に納車で締めくくりたいと思います。
次回
ハーレー企画二回目
このフレームは何?
ノアの小橋、新日本の天山初遭遇!
時代は動くのか?
ノア武道館大会の解説
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。